WindowsユーザーがCERN ROOT 6をいい感じにコーディングできるようになるまで3-ROOTのinstall編
今回やること
・ROOT 6のinstall
・PyROOT(Pythonで動かすroot)の設定
方法
ROOT 6のinstall
ROOTは色々なインストール方法がある。
ROOT公式によるとCentOS 8ではyumからROOTをインストールするのが最も楽。
root.cern
ということでterminalを起動して以下のコマンドを打ち込む
$ su
これで管理者権限を得られる。
この状態で
# yum install epel-release # yum install root
これでROOTをインストールできる。
ここで一度再起動する。
# reboot
ROOTがインストールできているか確認する。
$ root
以下の画面が表示されればおk。
PyROOTのinstall
PyROOTはPython内でROOTを扱うためのPython moduleである。
便利なmoduleなので入れておくとよいだろう。
次回以降に利点を紹介する。
ROOT公式の説明では「ROOT内にあるROOT.pyをPythonのPATHに追加しろ」と書いてある。
yumでインストールした場合、ROOT.pyが見つからない。
そこで再びyumからPyROOTをインストールする。
$ su # yum install python3-root # reboot
これで他に何もしなくともPyROOTをインストールできる。
PyROOTが使えるかどうかPythonを起動して確認する。
$ python3 >>> import ROOT >>>
これで何も表示されなければおk。
次回
ROOTの基本を紹介する。